こんな本置いてます vol.42/渡り鳥からのメッセージ

先日、とあるお客様から絵本作家の葉祥明さんのお話を伺いました。来月、大崎市に来られるそうです(広報おおさき2月号にも掲載されていましたね)。そして、葉祥明さんは蕪栗沼のマガンを題材とした絵本も書かれているという事をお聞きして、是非、読んでみたいと思いました。主人はその本を化女沼ダムで読んでいて、当店に置こうと探していたそうです。願えば叶う・・・。そんな事を思っていたら、日を開けずして、また別のとある方から偶然、その本を寄贈していただきました。思わず驚きの声を上げてしまいました。しかも新品です。非常に丁寧に描かれた絵は1枚1枚が絵画として飾りたくなる位、繊細で愛らしくも美しい絵です。ロシアから来るマガンはかつては日本全域で見られていたそうです。しかし、今は90%以上がここ大崎耕土に集まっているそうです。このままどんどん環境が変化していくと、もしかしたら近い将来、東京は人間ですら適応できなくなるかもしれません。東京はAIしか住めなくなっているかもしれません。人間もコンピューターを身体に埋め込んでAIにならなければ適応できないかもしれません。大崎耕土でしか見られない渡り鳥から、私は最近そんなメッセージを受け止めています。ホトリ図書として、みなさんにも見ていただきたい絵本です。是非、内川の畔りカフェでご覧になってください。化女沼ダムでもご覧いただけます。

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