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ほとりカフェ本日もご利用いただきありがとうございます。さて、ほとりカフェは11月23日で満2才となります。次回は2周年スペシャル。キーワードは、ニューノーマル、新商品、くじ引きです。名付けて「hold me, thrill me, kiss me」。なんの事かは、後々お伝えします。(じらすけど大したことありません)

こんな本置いてます vol.171

『教科書の歌』。全64曲の歌が誕生した背景も含めて紹介されています。知ってる歌もあれば知らない歌もあります。巻末には教科書の掲載時期も載っています。「ちひろBOX2」は岩崎ちひろさんの絵ではなく、世界の絵本作家たちが紹介されています。ほんわかと温かくなります。寒い時期にピッタリです。さて、ほとりカフェは本日も11時にオープンします。

こんな本置いてます vol.170

久米宏さんの半生?の自叙伝。話の面白さで視聴者をひきつけてきた人なので、グイグイと読めてしまいます。もっとも「ぴったしカンカン」も「ザ・ベストテン」も「TVスクランブル」も「ニュースステーション」も見てきた世代という理由の方が強いかもしれません。最近終了した「ラジオなんですけど」は聞いていませんが。テレビと政治の共犯関係、マスメディアに対する政治的圧力や政治的利用、テレビの嘘を怒りを込めずにサラッと言及されているのも久米宏さんらしくて面白いです。YouTubeなどのSNSも台頭してきている現代、10年後、20年後にこの本を読むと昔のテレビってこんなんだったんだと思う日が来るような気がします。「ザ・ベストテン」の進行表を秋元康さんが書かれていたのも驚きました。

こんな本置いてます vol.168

今日は今年の読書週間の最終日です。読書推進運動協議会の「2020若い人に贈る読書のすすめ」にこの本が選ばれています。いじめを経験して何度も死のうとした中川翔子さんの力強い直筆のタイトルが内容を現しています。いじめは、学校という閉塞的な空間が起こしているのでしょうか。毎日、同じ顔ぶれで退屈な授業を受けて、テレビやネットで面白そうに生きてる人たちにあこがれて、退屈な日常に変化をもたらすために、人を茶化すことで優越感も味わうようになって、大勢と考えの違う人は受け入れられなくなったり、でも、その大勢の考えというのもテレビやネットの偏った情報に影響されているだけなのに、そこまでは判断できる年齢でもない。今の社会の仕組みがいじめっ子が出てくる土壌になっているかもしれません。自分もいじめられた経験もあるし、いじめられたくないから、いじめる側になった経験もあるし、いじめてるつもりは無かったのですが、結局いじめてるのと同じだった事に気づいたこともあります。義務教育という言葉にがんじがらめになって、学校に行かないこと、行かせないことに罪悪感を持ってしまいます。高校まで行っている子が多いので高校までは行かないと変な風に思われてしまうかもしれない。でも、本当は学校には行かないという選択肢もあるし、行かせないという選択肢もあるような気がします。教育は受けるに越したことはないのですが、いじめをコントロールできないのであれば学校で受けなくてもいいという選択肢があってもいいと思います。ただ、世の中が変わってきたからこんな事も堂々と言えるようになってきたのかもしれません。ところで、ほとりカフェは本日はお休みさせていただきます。

ありがとう

一気に寒くなってきました。東北はもう冬じゃない?という声も聞こえてきます。コロナで狂わされた2020年ですが、変わらぬ景色が見られることにホッとします。マガンのみなさん今年もこの地を訪れてくれてありがとう。ほとりカフェは本日も11時にオープンします。標識邪魔だったなぁ。