こんな本置いてます vol.9

湊かなえさんの3作品です。どれも映像化されていますが、『夜行観覧車』と『リバース』はTVの連ドラになっているので、印象深いです。湊かなえさんの作品の登場人物は、どこか不安や後ろめたさを感じながら生活している人が多いです。不安から目を背けて何気なく暮らしている人も、結局は不安に捕まってしまいます。読み始めると、水の中に沈められているような生き苦しささえ感じます。なので、不安から逃れるために最後まで読み続けなければいけません。読書って特にミステリーは、読み終わった後の解放感を味わうのも楽しみの一つですが、湊かなえさんの作品は読み終わった後も、どこか後ろめたさが残ってしまいます。でも、何故だか強烈な磁力に吸引されるかのように癖になります。

古物商許可証の届

たくさんの書類を作成していざ古川警察署へ古物商許可の届けに行ってきました。しかし、管轄の警察署は鳴子警察だったのです・・・・・。5月まで古川に住んでいたので警察と言えば古川警察署とばかり思っていました。昨日は時間が無かったので後日、鳴子警察署へ行ってきます。

こんな本置いてます vol.8

この本が芥川賞を受賞してからもう15年も経っています。綿矢りささん19歳の時の作品です。冒頭の文章に魅かれた人が多くいます。音楽でいえばイントロ部分です。イントロで本を読むリズムに乗せて引き込ませる、すごい19歳ですね。

こんな本置いてます vol.7

今や本の売れ行きを大きく左右するほど権威のある賞となっています本屋大賞。この作品は、説明するまでもなく2014年第11回の本屋大賞受賞作です。歴史小説や歴史ドラマってついつい史実に基づいているか?とか、リアリティがあるのか?って語られがちです。でも、史実というのは残された文献やら史跡に頼る他なく、本当に忠実にするのであれば、ただの歴史資料になってしまいます。物語としての歴史はノンフィクション、フィクションという答えを求めるのではなく、過去の歴史を題材にした娯楽作品として読み進めた方が純粋に楽しめると思います。この物語はあまり、深堀されていない「第一次木津川口の戦い」という事もあって、自由に描きやすかったかと思います。しかも、「本能寺の変」以外にも信長の負け戦があったんだ(程度の歴史の知識)、日本に馴染みが薄い海賊、女性が戦場で戦うというファンタジックなストーリー。見てみたい史実がここにあります。

こんな本置いてます vol.6

伊坂幸太郎さんの『バイバイ、ブラックバード』。太宰治さんの未完の作品『グッド・バイ』に着想を得て書かれた小説です。1話書いたら50名だけに郵便配達された小説だそうです。でも、あたり前ですが結局こうして日の目を見て、日本中で読む機会が与えられています。しかも右にありますのは『~をより楽しむために』という本まで用意されています。さらについ最近、高良健吾さんと城田優さんでドラマ化されて、WOWOWで放送されていたのが記憶に新しいです。もはや50名のために書かれた本ではなく大勢の方に読んでもらいたい作品です。『~をより楽しむために』の方は伊坂幸太郎さんのロングインタビューと太宰治さんの『グッド・バイ』が収録されています。未完なのでもどかしさが残りますが。

こんな本置いてます vol.5

新垣結衣さんがこの表紙のまんまの今日子さんを演じていた事も記憶に新しい西尾維新さんの『忘却探偵シリーズ』の第1作です。今日子さんは1日で記憶を失うため、事件もほぼ1日で解決するという設定。原作もTVドラマ同様、とても読みやすい娯楽作品。難しく考えなくても素直に楽しめるストーリーっていいですね。

こんな本置いてます vol.4

東野圭吾さんの短編集です。私は『新参者』でファンになりました。TVドラマの方です。阿部寛さんの演技に魅かれたと言った方がいいかもしれません・・・。
昨年発売されたばかりの短編集で10編も入っています。長編もいいのですが、ぎゅっと詰め込まれた短編も時間の無い時にはいいですね。

食品衛生責任者と古物商許可申請

カフェを始めるにあたって最も必要な食品衛生責任者の講習です。写真の一番左が講習会修了証で7月に取得しています。そして、ホームページでも紹介させていただいています本ですが、販売もさせていただきますので、古物商許可の申請が必要となります。警察署へ届けるのですが、一番左を除いたすべての書類です。こんなに、書類が必要とは正直驚きました。

再び保健所に

前回ご指摘いただいた内容と追加の書類を持参して保健所へ行きました。ご担当の方に書類を見ていただきました。問題無さそうなので、開店が近づいたら正式に書類を提出にいくことになりました。