1946年敗戦国日本はGHQに統治されていました。その当時の日本がどんな様子だったのか想像すらできません。でも、今よりも男性優位な時代に、女性作家による女性が主人公のサザエさんの連載が始まったのは、画期的だった事は想像できます。戦後、不安と混乱の最中のはずの昭和の日本を、活き活きとたくましく生きているサザエさんに勇気づけられた人もたくさんいたと思います。アニメのサザエさんも安定した面白さがありますが、戦後という時代背景のサザエさんも違った面白さがあります。家族が生活の中心だった昭和の日本を伝える貴重な資料とも言えます。ところで、真面目で厳格な父親の元で育った人は、波平さんと自分の父親がダブってしまうのではないでしょうか。父親の小言はおせっかいではなく、愛情でした。カツオくんにも教えてあげたい。・・・・・・波平がいなくなる事はないか。
臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら、6月8日(土)から17日(月)まで、臨時休業とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどお願いいたします。なお、6月21日(金)より通常営業となります。
コールド・ブルっ!!
新商品のコールドブリューコーヒーを作りました。今日からメニューに加えようと思ったのですが・・・・・・週末、寒いんですね。・・・・次週にずらします。せっかく作ったので、今日、もし、ご来店の方で試飲希望の方は、お出しします。ほとりカフェ、今日も11時にオープン。ちなみに明日は臨時休業です。
こんな本置いてます vol.80/SOSの猿
仙台市在住の伊坂幸太郎さんの著書3冊です。『SOSの猿』を読みました。仙台が舞台の作品が多い伊坂幸太郎さん。この本は色んな意味で没入できない事が多かったです。舞台は仙台なのかなぁ、いつ知ってる場所が出てくるかなぁ。と、途中まで仙台を追っかけてしまいました。物語の序盤は、私の話と猿の話が全く相容れないストーリーで交互に出てきますが、「私」は分かりますが、「猿」の話って何を指しているのだろう。その上、伊坂幸太郎さんの冗長な表現も手伝って、話がゆっくりと流れていきます。話は少し逸れますが、本には、どの本にもエンジンがついています。エンジンがかかると急に話が進んでいって、あっという間に読み進めていきます。この本のエンジンはちょうど真ん中辺りについています。真ん中に来るまではアイドリング状態が続いて、真ん中で「猿」ってこういう事って分かって来て、そこから一気に話が進んでいきました。 ただ、相変わらず冗長さは残ります(例えば、部屋の汚さを表現するのに、便器の汚れの細部まで表現する必要があるのかと思ってしまいました。食後すぐだったので余計に堪えました)。 結末の満足度は賛否あると思います。私は登場人物の中で五十嵐真のようなキャラクターはかなり好きです。バルカン人のように堅物で感情よりも論理を優先するキャラクターは面白いです。色々と話を逸らしているように思わるかもしれませんが、この本の理解を深めるために、同じテーマで競作している五十嵐大介さんの『SARU』も読んでみます。
こんな本置いてます vol.79
江國香織さんの書籍2冊です。
三本木でリラックスヨガ
ほとりカフェがお休みの火・水・木は主に『natural breath 晴る』としてヨガを行っています。主に大崎市の図書館や仙台にあるJOYFITで行っています。ヨガを通じて色々な人と縁ができて、ほとりカフェにも来ていただいたり、ほとりカフェのお客様がヨガにも参加していただいたり、本当にいいご縁がつながっています。そして、今回、ご縁が重なって大崎市役所の三本木総合支所で開催予定の健康増進教室『ヘルスアップセミナー』の第3回「心も身体もリラックスヨガ」を担当させていただく事になりました。健康増進教室は6月から10月までに計4回計画されていて、第3回は9月18日(土)となります。対象となる方は大崎市在住の方で無料で参加できます。まだ、3ヶ月ほど先なのですが、申込みの締め切りが6月11日となっております。受付は三本木総合支所市民福祉課で電話番号52-2114です。是非、この機会にヨガを知っていただけたらと思います。詳しくは”さんぼんぎねっと”で検索してみてください。
こんな本置いてます vol.78
湊かなえさん。ドラマで見る方が多いのですが、今のところ、面白くないモノは一作もありません。事件を起こした犯人にまで、感情移入させられて、犯人の追体験をしてしまい、最後は自分の弱さに気づかされてしまいます。この小説は井上真央さん主演で映画化されていますね。本では、最後に80ページにもわたる週刊誌や新聞紙、ネットなどの膨大な資料が収録されています。電子書籍版では、話の途中で関連する資料にリンクが貼られているみたいです。令和の終わりには紙媒体はどうなっているのでしょうか。
こんな本置いてます vol.77
映画『君の名は』など、手がける作品が爆発的ヒットになるヒットメーカー川村元気さんの処女小説。主人公は余命7日間。今、日本では余命小説や余命映画が流行ります。本当に余命だけで色々なパターンのストーリーがあるんだなぁと感心してしまいます。『君の名は』は、あのJ・J・エイブラムスのチームに川村元気さんも参加してハリウッドで実写化されます。川村元気さんがクリエイティブ・ディレクターを務めるオリンピック東京2020の演出も今から楽しみです。
こんな本置いてます vol.76
2011年3月から約1年間『anan』に連載された村上春樹さんのエッセイ集とオードリー・ヘップバーンの映画でかなり有名なトルーマン・カポーティの作品の翻訳で2008年に発行されています。エッセイは作家の本音が現れるので、面白いです。特に村上春樹さんのように、露出が少ない方は興味深いです。語弊を招きたくはないのですが、意外と普通の事を考えて普通の人なんだなぁと親近感がわいてきました。
ジェイアール名古屋タカシマヤのブックカフェ その2
BOOKS & CAFE UCC です。併設の三省堂書店から入店前に選んだ本2冊まで持ち込み可能です。三省堂書店は尋常じゃない本の数なので、そこから2冊を選ぶのは並大抵ではありません。しかも、空席が少ないので早く選ばなければ・・・。結局、近くのコーナーからささっと2冊選んで、店内へ。カフェインレスコーヒーとサンドイッチを頼みました。さて、ゆっくりと時間を楽しもうと思いましたが、選んだ本が意外と早く見れてしまったので、時間を持て余し意外と早く出てきてしまいました。ほとりカフェは、店内の本はご自由にお読みいただけます(数はそれほど多くはない・・・)。今日も11時にオープンです。