待って

マティス展。20年振りの開催。次、見れるのも20年以上後かもしれない。と、思って慌てて見に行きました。でも、ずっと絵が下手な人という印象でした。初期の頃を見ても同じような印象でした。でもキャリアをたどりこのフロアーに来たときに絵画展で初めて身体が身震いしました。最近、テレビやネットで良く見てきた作品群ですが、現物はやはり違う。そして最後のロザリオ礼拝堂(映像)では涙が出そうになりました。色彩感覚のすごさに驚きました。現代のポップアートへつながっていきます。晩年になって尚、後世に影響を与える傑作を産み出せる力ってすごいですね。