血液サッラサラ

地元の玉ねぎで作った玉ねぎドレッシング。お蕎麦のパスタ『ニアネス』のサラダで使用しています。玉ねぎ効果で血液サッラサラ。チーチッチッチッチッチッチッ血が騒ぐほとりカフェ、本日も11時にオープンします。

ポンスム

今週の果実の豆乳プリンは愛媛県宇和島産のポンカンとハーバルスムージー( #大麦若葉 etc82種の #植物発酵エキス & #乳酸菌 100億個…)のトッピングです。もちろん当店のオリジナルです。ほとりカフェ、本日も11時からオープンいたします。

こんな本置いてます vol.187

水木しげるさんのエッセイ集です。過去に出されたインタビューやエッセイなどたくさんの本からの抜粋です。戦時中の話もでてきますが、フォントって不思議です。小説などによく使われている明朝体だったら固い感じで、見ただけで読むことに抵抗があるかもしれません。でも、柔らかいフォントが使われているので、それだけで明るく感じます。水木さんの漫画もアニメと違っておどろおどろしい印象がありますが、余白が活かされていて、これまた明るい絵に見えます。この水木さんが笑いかけてる表紙もなんだか楽しい事が書いてありそうです。そういう本全体の雰囲気にのまれて内容もスッと心に入りやすくなります。この本は、本って著者だけではなくブックデザインによって左右されるんだという事がよく分かる本でもあります。

こんな本置いてます vol.186

自分の事を優先に考えるとわがままと思われるかもしれません。でも、自分を大切にしないと余裕がなくなり他人を思いやることもできません。自分を大切にしないと他人も自分のことを大切にしてくれません。少し荷物を背負いすぎている人が読むといいかもしれません。

こんな本置いてます vol.185/世界の果てのこどもたち

予備知識無しで読み始めました。タイトルと3人が輪になって踊っているのどかな表紙を見てヨーロッパのお話かと勝手に思って読み始めた瞬間から、とんでもないギャップに襲われます。つけられたタイトルの真意は知りませんが、世界の果ては読んでいる私の足元にありました。この本は読む時代によって印象も関心も変わると思います。コロナウイルスや中国とアメリカの微妙な関係によって社会不安が蔓延している今読んだから、心に刺さりました。満州事変から太平洋戦争、戦後へ続く物語。2015年に出版された本ですが現代を予見しているかのような本です(こうならないといいという願いも込めて)。満州で出会った日本人の女の子二人と一人の朝鮮人の女の子。3人の女の子の一生を描いた物語です。日本人が行った差別と虐待。太平洋戦争で日本が負けて逆に差別と虐待を受けてしまう。中国に残った日本人と日本に渡った朝鮮人。悲惨な虐待や虐殺の場面も出てくるこの本を読み切れるのは、子どもの素朴な目線で語られているから。場面転換も早くてわずか2ページで幸せな日々やほっと安心していた日々ががらっと変わって、地獄に落とされてしまうというシーンが幾度も登場します。でも、この唐突な場面転換は読んでいてあまり違和感は感じません。きっと、この時代はこのわずかな行数の場面転換より早く、自分の状況が変わっていったのではないでしょうか。太平洋戦争の頃の話はテーマが暗くて重くて、あまり見ることはありませんでした。だから、真珠湾攻撃で始まって原爆を落とされて終わって、ヨーロッパではヒトラーが虐殺を行っていた。そのくらいの知識ですら他人事のように見ていました。でも、戦争によってもたらされた事、傷つけられた事はもっともっとありました。どれだけの人の人生が狂わされてきたのでしょうか。そして、気づくと戦後って現在もまだ続いています。この物語はフィクションですが、巻末に書かれている膨大な参考文献から実際にあった出来事がなぞられている事は想像できます。こんな事が起こっていた事も知らなかったという意味でも、ほんの少しのきっかけで世の中が様変わりしてしまうという意味でも、自分の足元にこの世の果てが潜んでいます。差別を受けた人たちも差別をしてきた人たちも、犠牲者です。世界の指導者たちの犠牲者です。誰を指導者に選ぶのか本当に真剣に考えなければいけません。いつこんな事が繰り返されてもおかしくない現代だからこそ、正しい指導者を選ぶためにも読まなければいけない本だと思います。

果実のトオプ

果実の豆乳プリンこと『果実トオプ』。今週は岩出山産のリンゴでジャムペーストを作り、のっけています。ほとりカフェは本日も11時にオープンします。

11種いる

寒い日が続きます。こんな時はハーブをブレンドして身体の中から温めましょう。ほとりカフェでは様々なブレンドハーブティーをご用意しています。11種類のハーブからご自身でブレンドしたいハーブを選んでいただくこともできます。ほとりカフェは本日も11時にオープンします。