今日は今年の読書週間の最終日です。読書推進運動協議会の「2020若い人に贈る読書のすすめ」にこの本が選ばれています。いじめを経験して何度も死のうとした中川翔子さんの力強い直筆のタイトルが内容を現しています。いじめは、学校という閉塞的な空間が起こしているのでしょうか。毎日、同じ顔ぶれで退屈な授業を受けて、テレビやネットで面白そうに生きてる人たちにあこがれて、退屈な日常に変化をもたらすために、人を茶化すことで優越感も味わうようになって、大勢と考えの違う人は受け入れられなくなったり、でも、その大勢の考えというのもテレビやネットの偏った情報に影響されているだけなのに、そこまでは判断できる年齢でもない。今の社会の仕組みがいじめっ子が出てくる土壌になっているかもしれません。自分もいじめられた経験もあるし、いじめられたくないから、いじめる側になった経験もあるし、いじめてるつもりは無かったのですが、結局いじめてるのと同じだった事に気づいたこともあります。義務教育という言葉にがんじがらめになって、学校に行かないこと、行かせないことに罪悪感を持ってしまいます。高校まで行っている子が多いので高校までは行かないと変な風に思われてしまうかもしれない。でも、本当は学校には行かないという選択肢もあるし、行かせないという選択肢もあるような気がします。教育は受けるに越したことはないのですが、いじめをコントロールできないのであれば学校で受けなくてもいいという選択肢があってもいいと思います。ただ、世の中が変わってきたからこんな事も堂々と言えるようになってきたのかもしれません。ところで、ほとりカフェは本日はお休みさせていただきます。