こんな本置いてます vol.152/スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則

私もスターバックスは色々な街でよく利用します。どの店も共通している事は、気持ちの良い接客です。いつも笑顔で、お客さんがたくさん並んでいる中で迷っていても、辛抱強く待っていてくれます。この本を読むとそんな理由が分かったような気がします。どのページを見ても名言ばかりで、経営者の目線での、お客様との接し方だけではなく、従業員の接し方も素晴らしい考え方ばかりです。日本出店のエピソードも興味深いです。1996年の日本の喫茶店事情は喫煙があたり前でした。つい最近まで当たり前でしたね。意外な事にスターバックスはコーヒーの香りを味わうために、その頃から既に禁煙だったそうです。日本ではコーヒーを味わう事ももちろんあるとは思いますが、喫茶店と言えば家とは別のくつろぎ空間として、スポーツ新聞読んだり週刊誌読んだり、仲間とダラダラと話し込んだりして過ごすような位置づけの方が強かったように感じます。スターバックスの文化を損なわず日本に受け入れられるように苦心しながら進出して、今では日本全土に広がっています。と、言ってもここ大崎市に来たのはつい数年前ですけど。ちなみに銀座の日本一号店が世界進出一号店という事実も驚きです。