三菱一号館美術館で開催されている『印象派からその先へ』。モネやルノワールから始まって、セザンヌ、ゴッホを通り抜けてピカソやシャガールへと続く近代絵画の流れを時代を追って紹介されていきます。相当数の出展数でかなり見ごたえがあります。印象派から始まって、色々影響を受け与えながら、絵画のスタイルが多様化していく様子が吉野石膏所蔵の絵画だけでも、非常に分かりやすかったです。ルノワールも不勉強もあって、見た事のない作品が盛り沢山でした。シャガールもアラビアンナイトのシリーズはよく見ていたのですが、それ以外の空想と混ざった作品群も見ごたえありました。ここの美術館は建造物や敷地も美しく、英国に来たような建物とイングリッシュガーデンにも目を惹かれ、絵画と相まってゴージャスな気分を味わえます。