今年の5月に訪問した荻窪の本屋さん『Title』の店長、辻山良雄さんがその『Title』を開業するまでの記録です。大手の本屋さんに勤めていた頃から退職して開業するまで、物件選びから本の品揃えなど、かなり細かく書かれています。すべてのプロセスにこだわりがあるからこそ、文章にできるのだと思います。また、大手の本屋さんで働いていた頃に、がんばって仕事をしてきた結果得られた人脈によっても、成り立っている事が分かります。改めて開業する事の難しさを教えられるような気がします。今後、本屋に行く時は目的を持って行かなければ・・・・。