面白かった~。何回も笑いました、私は・・・・。賛否両論ありそうな本です。装丁から私がイメージしたストーリーは、コンビニが生活の一部になってしまっている現代人を揶揄した話じゃないかなと思って読みましたが、違ってました。なんと表現すればいいのでしょうか、AIとか宇宙人とかが、人間になりすまして人間の感情や行動を理解する訓練をしているような感じです。もちろんAIや宇宙人はでてきませんが・・・。ある意味ラブストーリーでもあります。誰もが知っているコンビニという設定も秀逸です。コンビニの舞台裏が手に取るように分かって、そこも面白かったです。第155回芥川龍之介賞も伊達じゃありません。ページ数も少なくてスラスラ読めますけど、好きキライが極端に分かれると思いますのでお薦めはしません。
こんな本置いてます vol.69/コンビニ人間
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