心が休まる本です。ハワイにウルグアイに日本、どの本も上手に生きていくための実践的な事や心構えが書かれています。中でも、ホ・オポノポノは言葉の響きの可愛さで購入しています。自分の救いになる本を読むと、どの本にも共通しているのが、どうも、人って自分の心が邪魔をしているみたいです。心があれこれ考えてしまうから、大事な時に失敗したり、不幸なことが起きてしまったりするみたいです。だから、どの本にも心を空っぽにする方法が、手を変え品を変え、紹介されています。ヨガの瞑想やマインドフルネスも、何も考えずに心を空っぽにする作法です。特にヨガは普段していない慣れないポーズを行う事によって、ポーズに集中せざるを得ず、結果、心が余計な事にとらわれなくなります。ポーズに慣れてしまうと、余裕ができて、心が余計な事を考え始めてしまうので、さらなる難しいポーズに切り替える事によって心が集中します。思えば、走って身体を動かしたり、流れ作業のようなルーチンワークをこなしたりしていると、なんとなく爽快な気分になる事は誰しもあると思います。正に無心で打ち込んだ結果です。でも、やっぱりランニングも慣れてしまったり、仕事に慣れてしまったりするとまた、心が余計な事を考え始めます。スポーツの場合は負荷を高めれば、再び無心になれます。仏教で南無阿弥陀仏を唱え続けるのも、心が余計な事を考える隙を与えないようにする事だと思いますし、信じる者は救われるという言葉も、余計な心配をするなということだと思います。話が大きく逸れてしまいましたが、ホ・オポノポノは4つのキーワードを唱え続ける事によって、心を無にしていきます。「ありがとうございます」「ごめんなさい」「許してください」「愛してます」の4つです。これによって、心を迷わす原因となっている過去の経験からくる記憶を浄化していきます。しかも、その過去って前世の時の自分の記憶も含まれます。自然な物にも人工的なモノにも魂が宿っているとも説いています。確かに、モノに対して愛着を無くしてしまうとモノはすぐに壊れてしまったりします。本当に宿っているかどうかは別として、宿っているかのようにモノにも優しく接してあげた方が良いには違いありません。さてさて、私も多分にもれずついつい余計な事を考えてしまい、緊張で失敗する小市民(死語?)の一人です。どんな方法でもいいですが、私も無心になれる技を見につけられたらいいなと思います。