平成最後の大みそか。みなさんはどこでお過ごしでしょうか?私は、今日の夕暮れに蕪栗沼へ行ってマガンのねぐら入りを観察しました。さすがに大みそかという事もあって人はまばらでしたが、見ているお客さんが少なくてもマガンや白鳥は日没に向かって次々にやってきます。そして日没直後、太陽の光が次第に薄くなってくる中、ねぐら入りショーの圧巻のクライマックスが始まりました。地平線が浮かび上がったかと錯覚するぐらいの、とてつもない数のマガンが我先にと急いでやってきます。普段見ているマガンのグループはせいぜい10羽前後。そのグループが合流して、何十羽、何百羽の群れが、あちらこちらから、いつの間にか四方八方東西南北360℃、こちらに向かってやってきます。頭上を通りすぎるマガンの群れを見ていると自然の雄大さ素晴らしさに感動します。カメラで何枚も写したのですが、なかなかピントがあいません。なので、クライマックスの前に蕪栗沼に着水して落ち着いてる写真を掲載させていただきます。木枯らしが吹く寒い冬、冷たい沼の中というよりも、なんだか温泉につかっているようなリラックスした表情です。さて、化女沼ラムサール条約登録10周年事業として大崎市では「マガンがつなぐラムサール条約湿地をめぐるバスツアー」が行われています。このツアーでは化女沼だけではなく、この蕪栗沼も観察できます。このマガンのねぐら入りは、お子様に一度は見せてあげたい光景です。個人で行くと場所が分かりづらいので、ガイドもついたバスツアーでのご参加がお薦めです。残るは1月13日(日)と27日(日)の2回です。50円で参加できますので、是非、この機会に参加してみてください。詳しくは大崎市役所のホームページに掲載されています。と、いう事で平成最後の大みそかに大きなパワーをいただきました。このまま今年も紅白歌合戦を見ながら、年を越したいと思います。どうか、みなさまも良いお年をお迎えください。そして、内川の畔りカフェは年明け1月5日(土)からみなさまのお越しをお待ちしております。