椎名誠さんのエッセイです。『地球上の全人類と全アリンコの重さは同じらしい。』この本のタイトルと表紙のイラストで興味をそそられます。エッセイなのでとりとめのない話がつらつらと書かれています。いきものの事、未来の事、旅の話など、普通でない切りくち、発想で書かれていますが、参考文献もひっぱりだして説得力を高めています。本の帯には「脳みそくねくねエッセイ集」と表現されていますが、内川の畔りカフェでは、できるだけ難しい事を考えずに、のんびりと読める本を置こうと思っていますが、正にこの本はふさわしいのではないでしょうか。