手洗い場の増設

内川の畔りカフェは自宅を改装して営業します。食事もご提供するため喫茶店営業ではなく、飲食店営業の許可が必要になります。食の安全を守るための飲食店営業の許可に必要な、キッチンの手洗い場の増設を10月6日の工事の日に行っています。また、店舗と自宅と用途を明確に分けるため、自宅用のキッチンを店舗スペースに使わない部屋に増設しました。次回の工事予定は10月10日の水曜日です。

内装工事始まる

昨日、カフェオープンにむけて内装工事が始まりました。青木工務店さん率いる頼もしいチームが10名以上、朝から晩まで仕事をしていただきました。ビフォーの写真はありませんが、仕事が早くて1日だけでも雰囲気が変わってきています。

監視日時予約

なんと物々しい言葉でしょうか。監視という言葉に否が応でも緊張感が走ります。今日、保健所に開業前の立ち会い検査の予約をしてきました。10月6日から内装工事が始まり、保健所の検査は10月26日になりました。夢が現実に向かって早足で動いています。

古物商許可証の届(出直し)

と、いうわけで1週間前古川警察署へ行ってきましたが、管轄が違うという事で鳴子警察署へ古物商許可証の届けに行ってきました。無事、受理していただきました。これでこのブログで紹介しています古書(古本より響きがいいですね)も、お買い求めいただく事ができます。もちろん、店内でハーブティーを啜りながら読んでいただくのは無料です。

こんな本置いてます vol.9

湊かなえさんの3作品です。どれも映像化されていますが、『夜行観覧車』と『リバース』はTVの連ドラになっているので、印象深いです。湊かなえさんの作品の登場人物は、どこか不安や後ろめたさを感じながら生活している人が多いです。不安から目を背けて何気なく暮らしている人も、結局は不安に捕まってしまいます。読み始めると、水の中に沈められているような生き苦しささえ感じます。なので、不安から逃れるために最後まで読み続けなければいけません。読書って特にミステリーは、読み終わった後の解放感を味わうのも楽しみの一つですが、湊かなえさんの作品は読み終わった後も、どこか後ろめたさが残ってしまいます。でも、何故だか強烈な磁力に吸引されるかのように癖になります。

古物商許可証の届

たくさんの書類を作成していざ古川警察署へ古物商許可の届けに行ってきました。しかし、管轄の警察署は鳴子警察だったのです・・・・・。5月まで古川に住んでいたので警察と言えば古川警察署とばかり思っていました。昨日は時間が無かったので後日、鳴子警察署へ行ってきます。

こんな本置いてます vol.8

この本が芥川賞を受賞してからもう15年も経っています。綿矢りささん19歳の時の作品です。冒頭の文章に魅かれた人が多くいます。音楽でいえばイントロ部分です。イントロで本を読むリズムに乗せて引き込ませる、すごい19歳ですね。

こんな本置いてます vol.7

今や本の売れ行きを大きく左右するほど権威のある賞となっています本屋大賞。この作品は、説明するまでもなく2014年第11回の本屋大賞受賞作です。歴史小説や歴史ドラマってついつい史実に基づいているか?とか、リアリティがあるのか?って語られがちです。でも、史実というのは残された文献やら史跡に頼る他なく、本当に忠実にするのであれば、ただの歴史資料になってしまいます。物語としての歴史はノンフィクション、フィクションという答えを求めるのではなく、過去の歴史を題材にした娯楽作品として読み進めた方が純粋に楽しめると思います。この物語はあまり、深堀されていない「第一次木津川口の戦い」という事もあって、自由に描きやすかったかと思います。しかも、「本能寺の変」以外にも信長の負け戦があったんだ(程度の歴史の知識)、日本に馴染みが薄い海賊、女性が戦場で戦うというファンタジックなストーリー。見てみたい史実がここにあります。

こんな本置いてます vol.6

伊坂幸太郎さんの『バイバイ、ブラックバード』。太宰治さんの未完の作品『グッド・バイ』に着想を得て書かれた小説です。1話書いたら50名だけに郵便配達された小説だそうです。でも、あたり前ですが結局こうして日の目を見て、日本中で読む機会が与えられています。しかも右にありますのは『~をより楽しむために』という本まで用意されています。さらについ最近、高良健吾さんと城田優さんでドラマ化されて、WOWOWで放送されていたのが記憶に新しいです。もはや50名のために書かれた本ではなく大勢の方に読んでもらいたい作品です。『~をより楽しむために』の方は伊坂幸太郎さんのロングインタビューと太宰治さんの『グッド・バイ』が収録されています。未完なのでもどかしさが残りますが。