こんな本置いてます vol.139

「検察庁法改正案に抗議します」いつの間にか急先鋒のように扱われてしまっている小泉今日子さんの書籍です。どちらも10年ほど前に雑誌で連載されていたものをまとめた本です。原宿百景はそのまま原宿の風景と小泉今日子さんの写真が中心となっています。どちらかというと小泉今日子さんの写真集の様相です。小雨日記は小泉今日子さんの飼い猫の小雨目線で、小泉今日子さんの日常が綴られたエッセイです。小雨というオシャレな名前だけで、さすがと唸らせられます。ところで冒頭の検察庁法改正案ですが、採決の日が近づいてきた先週末から一気に盛り上がってきています。反対の人の声が圧倒的に聞こえてきたのですが、ここにきて検察庁法の改正は問題が無いという有識者の方も声を上げるようになってきました。コロナウイルス以来、テレビやSNSで同じテーマが違う解釈で洪水のように流れてきます。日本国民として無関心ではいられないのですが、何が正しいのか正直ついていけない事も多いです。ただ、この検察庁法改正案に関しては、いくら論理的に正しさを見せつけられても、理屈ではない受け入れがたい気持ちが残ります。本当は今までももっともっと関心を持って自分の意見も持たなければいけない出来事はたくさんあったと思います。