こんな本置いてます vol.121/本屋という「物語」を終わらせるわけにはいかない

柳美里さんに選んでいただいた本の中の1冊です。盛岡市にある『さわや書店』の店長が書いた本です。同じく『Title』の店長辻山良雄さんが書かれた『本屋、はじめました』という本と通じる内容です。今はネットで気軽に本が買えてしまうし、電子書籍もあります。そんな中で、いかに本屋で手にとって本を買ってもらうか。本屋として生き残るための悪戦苦闘が綴られた本です。もちろん、ハッピーエンドではなく、この戦いはこれからも続いていきます。プロの作家さんではありませんが、読書家らしく読み手を飽きさせないテクニックが満載でよみやすい内容です。